風呂上りの娘は、たとえ母であろうと

服を着せようとしても嫌がる。



全然着ようとしないので、

私が強引に着せようとすると、

服を奪い投げ飛ばす。

大好きな母でも駄目だったものを

私にさせるわけがなかった。


しかし、母でも駄目ということで、

素直に着させられる人はこの家にだれもいない。


執拗に追う私。


ついに出た。


「ばあばがいい!」


私に無理に着せられるくらいならば

母がいいという、娘の妥協案。


そうして、その言葉が出た後は、

素直に母に服を着せてもらっていた。



ある時、おむつを交換するときに

めずらしく母を拒絶。



よし!


私にまかせておくれ!!



嫌がる娘を追う!


執拗に追う!



言いましたね!?


また言いましたね?「ばあばがいい」



そして、その後やはり大人しく

母におむつをかえられる娘だった。




…娘がイヤイヤ言うときの対応が

実家で出来つつあります。


当て馬の私。



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