見知らぬ土地へ越してきて数ヶ月。
こちらに友人がいない。
仕事で旦那不在の時も多いので、
下手すりゃ丸一日娘以外の人と口を聞いていない…
いや、スーパーのレジの人と会話した!
なんてレベルである。
まあ、自分はどうでもいいけれど、
娘はもっといろんな人に揉まれて育って欲しい。
このままではまずいと思い、少し遠いので渋っていた
子育て支援センターへ行った。
想像以上に良さ気な雰囲気。
何よりおもちゃの多さに興奮した娘は、
みんなの視線を一身に受けるほどの
奇声をあげながら駆け回る。
一通り見て回った娘。
一見、ゲージのような、屋根の無い家が気なる様子。
勢い良く窓を開けた!
篭城していた城主により
即刻締め出される。
ポカンとしていた娘だが、どうしても中に入りたいらしく
今度は反対側の扉へ向かった。
扉を開ける。
…また締められる。
なんと堅固な要塞であろうか…!
しばらく娘は、この城を攻めあぐねていたが、
「意地悪しないの!」と一喝。
城主の母親により難攻不落と思われていた城は落ちた。
あっけない幕切れであった…。
とても楽しそうだった娘。
良い場所が出来ました。また来よう。
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