フニャコが小さい頃のこと。


おそらくその平凡こそ幸せ


100円玉を握り締め、

おそらくその平凡こそ幸せ


自動販売機を見上げていた。





その頃の私は、
おそらくその平凡こそ幸せ

飾られている缶が取り出し口に

落ちてくるものだと思っていた。




ジュースを選ぶときはキレイな見本缶を選んでいた

幼い頃のフニャコ。




だがある時、ふと世間の常識に気付きかけた。



もしかしてこれが落ちてきているんじゃないのではないか?




よし、買うときに見てみよう!

そうすればこの疑問が解ける!
おそらくその平凡こそ幸せ


おそらくその平凡こそ幸せ

ボタンを押す瞬間、ボタンを見ていて

缶を見るのを忘れていた。



結局この日に疑問は晴れなかった。





その後、リベンジしたときに

見本缶が落ちてこないということを学びました。



最初、何故見本缶のが出てくると思ってたのかは自分でも謎です。







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