実家の黒猫のクロ。

クロはフニャコの母が大好きだ。


触られるのが嫌いなくせにストーカーのごとくフニャコ母を追いかける。
おそらくその平凡こそ幸せ

クロが何か母に訴えにきた。



だがお客さんが来ている。


おそらくその平凡こそ幸せ

おそらくその平凡こそ幸せ


相手にしてくれないクロ。

しばらくはじっと座って待っていたが




しびれを切らしたらしい。


玄関へ続く戸を開け、
おそらくその平凡こそ幸せ

お客さんを凝視。
おそらくその平凡こそ幸せ

「おかえりはこちらです」





最近よくこういうことをするそうです。


お客さんごめんなさい。








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