深夜、泥棒に出くわした旦那。
さあ、寝食忘れ鍛えぬいたその肉体、
いまこそその真価を問われる時だ!
目の前の泥棒をしょっぴき、手柄をたてるのだ!
しかしこの泥棒、胆が据わっており
家の住人と出会ってしまったにも関わらず慌てる素振りもない。
それどころか家の主の方へ
ゆっくりと歩いてくるではないか!
なんという大物。
だが、今がチャンス!
さあ、捕らえるのだ!
・・・・・・アレ?
一体なにをしているのですか旦那。
ゆうゆうと歩き去る泥棒を二つの目でしっかりと見ていたはずなのに!
旦那「それよりおしっこおしっこ!」
いや、以前の家で縄張りでもはっているのではと思うほど
もらしまくっていたのに、この非常事態に尿意など気にしている暇はないだろう!
泥棒は突然玄関へ向かって走り出した。
仕事を終えたということなのだろうか。
追え!追うのだ!
今からでも遅くはない!
旦那も泥棒のようにダッシュしたが、
向かった先は便所。
泥棒は闇の中へと消えていきました。
(盗まれたもの)
・大型薄型テレビ
・高級コンロ
・椅子1脚
すべて袋の中に納まりました。
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