抱こうとする者すべてが血を見ることになる危険な男、クロ。
触らなければ全く危険はないが触りすぎると危険だ。
飼いはじめのころは家族中、毎日血を流したものだ。
だからクロと娘が近くにいると気になって注意して見てしまう。
娘が机でお絵かきしていると、
クロが顔をにおいに行った。
「クロは触ると危険」
ということをわきまえている娘。
触りたい気持ちをこらえ身を任せる。
犬のようなかぎっぷりで娘の顔中においまくるクロ。
危険な子供ではないことを確認したのであろうか、
顔に体を擦り寄らせるように歩いたかと思うと、
最後に顔をはたいた。
クロのしっぽは結構痛い。
だが娘、クロが心を開いたと思ったのか
しっぽの感触が良かったのかなんなのか、
気に入った。
自ら叩かれに行く娘。
だがクロもそう同じところでいる猫でもない。
去って行こうとしたのだが、そうはさせぬと追う娘。
まだ・・・まだ足りぬのか・・・!?
娘よ、走るその先にあるのはドMへの道。
母としては向かってほしくない道だ・・・!
かなり昔にもクロのしっぽで叩かれて喜んでいたことを
描いた事があるが、未だそれは変わっていないようだ。
大声を出すので最初はクロも警戒していたけど
今はすぐ横でべったりしていても全く怒らなくなりました。
もちろん過度に触るのは厳禁です。
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