ままごとで娘の作ったカツ丼を食べる私。
食べ始めると、
「ちょっと 待って!!」
と言い、自分の衣装棚をあさりだす。
一体何を探しにいったのだろうか。
そして自らエプロンをつけ、
私にもつけてくれる。
いや、正確にはつけようとしたのだが物理的に問題あり
つけられなかったので、
自分で無理やりつけてみた。
マジックテープギリギリにパツパツにつけたエプロンで
血が止まってるというか、首でも絞められているかのようだ。
呼吸をするだけでビリっと取れそうだったので、
格闘マンガにありがちな、
筋肉で衣類が吹き飛ぶシーンを思い出し、
そのイメージでエプロンを
吹き飛ばそうとこっそり挑戦する私。
しかし、これが難しい。
息を止め、力を込める。
動け!首の筋肉よ!
しかし思うように全く動かない首。
動いていたのは眉毛だけ。
そうこうしていると、
クシャミが出て一発で取れた。
…そうか…、クシャミだったか。
首の筋肉を動かすのは…。
などと、しょうもないことを考えながらままごとに戻る私。
娘にもう一度エプロンをつけなおせと言われたけど、
あまりに苦しいため勘弁してもらいました。
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