カラフルなプラスチックの食器をいただき、
娘が早速、机の上いっぱいに並べておままごとをはじめた。

そこへ、久しぶりに仕事から帰ってきた旦那。
帰ってくるのを待ちわびていた様子の娘が
喜んで駆け寄っていく。
しばし、娘の相手をしたり、土産話をしていた旦那。
机の上の食器に気付き、手にとって
視力検査の真似事をして遊び始めた。
私「いただき物だよ」
旦那「え?どうして?」
なかなか気付かなかった旦那。
それどころか言ってもなかなかピンとこなかった様子。
けしからん。
ようやく気がついた旦那、何かこらえた様子で笑っているので
私も同じように笑ってしまった。
そして、笑い終わったのか、
土下座。
旦那「ごめん…!本当にごめん!
4月…いや、5月までは
覚えてたんだ…!
僕の誕生日覚えてなくていいから!
誕生日忘れて…!」
なにやらすごい名言が飛び出した。
…今年はいつにも増して潔い忘れっぷりだった。
フニャコついに三十路。
今までは化粧品売り場で、「肌年齢-5さい!」みたいな文句を見ると
嘘くさい。というか、そんな言葉を本気にとる人はいないと思ってたが、
え?!ほんとに?!と、がっつり食いついてしまうこの頃。