前日夜更かしをしてしまい、朝起きられないでいた。

先に起きた娘。

メガネをかけろ！と、ぐいぐいメガネを押し付けられる。

されるままに、メガネをかけてはみたものの、

情けないことに布団から出られない私。

「起きなければ！」という気持ちと、

心地よい布団の誘惑の間で揺れ動いている駄目な親を見限ったのか、

娘は隣の部屋へ遊びに走っていった。

しばらく一人遊びしているようだったが、

またこちらへ走ってきた。

重い瞼を開けると、

何やら私に見せに来ているようだった。

娘が手にしていたものは…

納品請求書！

先日、私が車をぶつけて修理したばかりの

約7万円の納品請求書！

一気に妙な焦りが出てきた私。

眠気も吹っ飛んだ。

考えて持ってきた訳じゃないのは分かってるけれども…。

抜群の選択、見事なり！

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